2009年5月5日火曜日

シティーボーイズ「そこで黄金のキス」を観に行く

シティーボーイズの「そこで黄金のキス」を観てきた。
やっぱり面白かった。

シティーボーイズについては、まあ深く言及するのは野暮というもの。

ざっと感想を言うと、

総理は発想がスゲェし、オチのスライドには爆笑した。
じじぃ投げはフリとオチが実に決まってると思った。
夢の再現はバカバカしくてよかった。

満足した。

2009年5月4日月曜日

笑っていいともに関するなげっぱなしな話

二十代前半のとき。
ある朝、目を覚ますと同時に強烈な違和感に襲われた。
上半身を起こし、違和感の正体をしばらく考えるが、結局何もわからない。
あきらめて、いつもの習慣に則ってテレビをつけたときに、その強烈な違和感の正体が目に見える形で現れた。
「笑っていいとも」をやっていた。
目覚めた瞬間に、日の光でいつもと違う時間に起きた事を無意識に感じ、笑っていいともで、もう12時すぎている、と認識した訳だ。

ああ、完全に遅刻してる、これからどんなに急いでも会社につくのは1時半すぎ、このまま仮病で休んじまおうかとか、怒られるだろうなとか、今日やるべき仕事の事と休んだ場合の負担を天秤にかけたりとか、そんな事をぼんやり考えている間、レギュラーメンバーとはしゃぐタモリを見ているうちに、いかんともしがたい虚無感が芽生え始めた。

その時の虚無感は筆舌に尽くしがたく、伝えきる事はできないと思うので、結果だけ言わせてもらうと、その日に会社を辞めた。

今思うと、そのときテレビに映っていたのが「おもいっきりテレビ」とかだったら、今自分の人生はちょっと違う方向に行ってたんじゃないかという気はする。

2009年4月19日日曜日

亀戸にToshiを見物に行く

最近、ゆうたろうを見たり、花やしき少女歌劇団を見たりと、地元で行われる無料のライブイベントを見に行きまくっている。
そのライブリポートをブログに書いたり、友人に話したりしていたのだが、その友人から先日メールが届き、「亀戸でToshiのライブイベントあるけど当然見に行くよね?」的な挑発を受けた。
正直めんどくさかったのだが、亀戸はそんな遠くないし、今まで遭遇した芸能人の中では間違いなく一番のビッグネームではあるし、なにより特にやる事もなかったので、まあ、挑発に乗る事にした。

亀戸にはサンストリートという、でかい商業施設があり、ここではしょっちゅうイベントが行われている。
あのパフュームもここでライブをしていたらしく、ハロプロとかも来る。
以前、散歩でサンストリートに迷い込んだ時、なんかバトンを使うOHAガールがイベントをやっていた。
とりあえずはアイドルの登竜門的施設ではあるみたいだ。

Toshiのイベントは土曜の18:30から開催する予定になっていて、起きてからそれまでの時間、特にやる事もなく、録りためたテレビ番組を見たり、本を読んで過ごそうとしたのだが、14時ぐらいに友人から「今亀戸にいます」というメールが届いた。
不意をつかれ、慌てて準備し、亀戸に向かった。

合流した友人に話を聞くと、仕事がたまたま亀戸近辺であったらしく、これは運命だと思い、くる事にしたとの事。
まあ、ドーナツ食ったりとか、おもちゃ見たりとか、立ち読みしたりして、イベントの開催を待った。

我々は開催時間の30分前にはステージに向かったのだが、用意されている席は完全に埋まっていた。
確実に100人はいる。
友人と、ああ、こりゃちょっとToshiの人気なめてたね、なんて話しながら、ステージから遠い、2階の向かいにある通路からToshiを待つ事にした。


会場はこんな感じ。写真撮影はお断りされたので、掲載しないがイベント開催時にはこの1.5倍ぐらいの人出になっていた。

そして、お約束のように開催時刻になってもToshiはあらわれねぇ。
まあ、なんとなく織り込み済みではあったので、別に怒りとか感じねぇ。
結局10分押しで、完全にX JAPANな歓声に出迎えられてToshiが登場した。

登場したToshiはスツールに座って、トークを始める。

ご存知の通り、Toshiは癒し系とか自己啓発とか、なんだかおかしな方向に逝っていた。
しかるに、最近X JAPANの再結成等があり、そこにどう折り合いを付けているのか楽しみにしていたのだが、トークの内容を聞いてる限り、全く折り合いを付けようとはしていないみたいだった。
ファンとの質疑応答の際、X JAPANのコンサートはどうなるのか? という質問に他人事のように、わからない、と返すToshiに清々しささえ感じた。
さらにはエコだの、地球がどうだの、オーディションで来た小学生が「地球の将来が心配だ」と語っただの、怪しさはますます加速している印象だった。
エコとか、癒しとか、それ自体は悪いものだとは全然思わないが、話に具体性がないため、やはり怪しさしか感じねぇ。
理念だけ語って、実践はないがしろ。それでは納得できない。

ファンとの質疑応答も印象的なもので、昼に何食べましたか? とか、好きな動物はなんですか? とか、本気(マブ)でどうでもいい質問が多く、柵にうなだれて頭を抱えて本気で帰りたがっている表情を見せる友人の様子も宜なるかな。

そしていよいよToshiが歌いだす。
「大切なもの」という曲だが、Toshiのオフィシャルサイトで聞ける。
歌唱力の衰えはまるで感じないが、本当にどうでもいいという印象。

イベントが終わったあと、友人と2人してうなだれて帰ることになった訳だが、このイベントを見るきっかけを作った友人に謝罪と賠償を要求する。

2009年3月29日日曜日

「ウォッチメン」を観る

1年以上待ちわびた「ウォッチメン」を観に行った。

アメコミの映画化であるが、その原作はコミックの歴史を変えたと評され、SFで最も権威のあるヒューゴー賞を漫画で唯一受賞したというとんでもない作品である。
実際その原作のコミックスを読んでみると、その評価も宜なるかな、恐ろしいまでの大傑作である。

アメリカがベトナム戦争に勝利し、ニクソンが3選され、核戦争による地球滅亡の危機が間近に迫ったもう一つの1980年代半ば。
その世界ではコスチュームを身にまとい、正体を隠して自警活動を行う「ヒーロー」が存在していた。
現在はヒーロー活動は禁止されているが、政府の仕事を請けおうことによって、例外的にヒーロー活動を行う事を許されていた「コメディアン」が殺害される。
法律に背いてヒーローとしての活動を続ける「ロールシャッハ」が、コメディアン殺害の事件を追ううちに、恐ろしい陰謀が暴かれていく。

というのが大筋の話だ。
こんな風に書くと、ありがちで陳腐なミステリーっぽくなってしまうのだが、物語の掘り下げ方がとてつもなくディープなため、正義とは何か? という根源的な問いを掘り起こす事に成功している希有な物語である。

以前、このウォッチメンをテリー・ギリアムが映像化しようとしたのだが、2時間じゃ無理だという事で断念した、という話を聞いた。
原作を読めばわかるとおもうが、それぐらい端折れるところがない。
恐ろしく中身が詰まった作品であり、全てのエピソードに意味がある。

はっきり言ってしまえば、現在公開されている映画版のウォッチメンは物語がだいぶショートカットされている。
前後の入れ替えや端折った部分があり、そのため無理がある部分が散見され、掘り下げのたりない部分が見受けられる。
それでも上映時間が2時間40分ほどあるため、これ原作読んでない人は苦痛なんじゃないか、と思った。

少しネタバレになるが、映画版のストーリーと原作で大きく違う箇所が1カ所ある。
クライマックスの破壊兵器についてだ。
「ウォッチメン」というタイトルの意味を補強するなかなか良い変更だと思う一方、あんなもので「あの」コメディアンがあそこまで落胆するだろうか、という事も感じた。
見方を変えれば、あの破壊兵器は小狡いだけであり、コメディアンをして「最高のジョーク」と言わしめるには、少しインパクトが足りない気がした。

と、ここまで原作を引き合いに映画版について書いてきた訳であるが、この映画を楽しむためには、原作を読むのは必須だと思う。
逆に原作を読めば、この映画は十二分に楽しめる。

コミックからの映像再現度はまさに病的であり、端役から舞台に至るまで一分の隙もない。
細かい話だが、黒人の精神科医はコミックから飛び出してきたのか? と思うほど瓜二つだ。

原作のストーリと比較する事で物語が理解でき、その映像の再現度でまた楽しむ。
繰り返しになるが、観る前に原作を読んでいった方が良いと思う。

2009年3月5日木曜日

月曜夜11時半、UHFにおけるモヒカン率の高さについて


テレビ埼玉 「うるまでがーまる」


千葉テレビ 「アキバン! バン! バン!」

ちなみにアキバン! バン! バン!のモヒカンは右の女にパンツの色を聞いていた。
UHFだということ差し引いても、最低だと思った。

2008年12月31日水曜日

2008年のラストエントリー

例年にも増して、フラットな気持ちで迎えた大晦日。
今月に関して言えば、普段の月より仕事が暇だったぐらいで、まったくもって師走感がなかった。
明日は13月なんじゃないかというぐらいの心境。

さらに今日は諸事情あって、午前中会社に行ってきた。
午後からはゲーム、読書、たまっていたビデオを見る、RSSの閲覧等、普段の休みと全くかわらない。
まあ、そんな感じである。

昨日、元・暇だけはたくさんある友人と会って、友人が前勤めていた会社が倒産した、という話をした。
有り体に言ってしまえば、その会社は人材派遣の会社であるが、今世間で問題になっている派遣切りがどうとか、不況云々とは関係なしに、単純に杜撰な経営だったというだけの事であり、逆になんで2〜3年前につぶれてなかったんだろう、という類いの話である。

その話の流れで、この不況下に「来年は面白くなるよ」と言っている人がいる、と友人が言っていた。
会社がバンバンつぶれるよ、ということを語っているらしく、それを「面白い」と言っている訳だ。

人材派遣の会社がつぶれた。でも派遣切りや不況は全く関係ない。
会社がバンバンつぶれていく。それをチャンスと見てる人もいる。
物事は見た目通りとは限らないものだ。

来年は面白い年でありますように。
それではよいお年を。

2008年12月7日日曜日

「X-ファイル:真実を求めて」を観る

今年17発目の映画、「X-ファイル:真実を求めて」を観に行った。

X-ファイルは第5シーズンぐらいまで見ていて、割と好きなドラマではあった訳だが、途中でやめている事からもわかる通り、そんなに熱心ではない。
それでも、TVシリーズが終わって6年も経って、なぜ今映画版? というところにものすごく興味を引かれてしまい、観に行く事にした。

観る前に全く情報を入れていなかったので、てっきりX-ファイルのメインストリームであるところのUFOがらみの陰謀の話かと思いきや、全くそんな事はなくて、シーズン中の1エピソードをブロウアップしたような感じだった。
もちろんテレビシリーズからの連続性はあるのだが、X-ファイル特有の1話完結の作法に乗っ取って、ストーリーはこの映画の中で完結している。
なのですんなり映画に入っていけた。

ストーリーは、「X−ファイルは面白い」という意味合いで、間違いなく面白い。
ただ、X−ファイルはやっぱりテレビドラマ発祥なので、X−ファイルとして真っ当にまとまっている分だけ、映画としてはスケール感が乏しい気はした。
若干、テレビではできそうにもない悪趣味な部分があるが、それ以外の部分はテレビシリーズの雰囲気そのままである。
そういう意味で、「X−ファイルは面白い」という意味合いで、間違いなく面白い。

ストーリー以外で面白いなと思ったのは、フレッシュさを全く求めていないところ。
テレビシリーズが開始されてから10年以上経っている訳で、もちろん、モルダーもスカリーも年を取っている。
正直スカリーのアップは、歳食ったなぁ、と感慨深くなるほどだったが、そのアップを全然恐れていない。
登場人物のほとんどがおっさん・おばさんで占められているが、全然悪くない。
むしろこの映画に関しては、妙齢の方が良いという感じ。

最近はアメコミづいていたが、こういった落ち着いた映画を久々に見て、ああ、いいなあ、及び、懐かしいな、と思った。