今年12発目の映画、「スピード・レーサー」を観に行った。
「マトリックス」でおなじみのウォシャウスキー兄弟が手がける、日本のアニメ「マッハGO!GO!」の実写リメイクである。
もう結論から言ってしまうが、相当面白かった。
映画が終わる直前までのカタルシスたるや相当なもんで、もう射精寸前の勢いであった。
もう本当に一カ所、エンディングの一番いいところで、本当にいらないギャグがあって、それで若干の台無し観はあったが、そこまでのストーリーテリングが本当にすごい。
マトリックスシリーズも、抽象的な話をグイグイ見せるすごみがあったが、今回は家族愛とか、友情とか、勝利とか、ステレオタイプな勧善懲悪とか、うって変わってストレートな話をテンポよく見せてくれる。
特にオープニングの、回想を多用して最低限のバックグラウンドを提示しながら、できるだけ早くレースシーンを見せる、といったストーリテリングは非常に冴えていて、映画が始まってすぐにスピード・レーサーの世界に引き込まれた。
はっきり言えば、映像は色彩の暴力といえるほどビビッドであり、スピード感も気持ち悪くなる人がいるんじゃないと思うほどあり、演出もケレン味どころか脅しとも言えるほど過剰なのだが、スピード・レーサーの世界観において、これは適切だ、と思うことができる。
この映画を見て思ったのは、映画としての一体感がすごいな、という事である。
ストーリーを語るために映像があり、映像のためにストーリーがあり、そこが不可分な映画なんだと思った。
残念ながらあまりヒットしていない模様であるが、非常にオススメである。
とても魅力的な記事でした!!
返信削除また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。